武芸十八般とは

戦国時代から江戸時代にかけて武士が習得すべきとされた十八種の武術・武道の総称である。
「般」は種類の意であり、「十八般」は十八の技芸全体を意味する。
内容は流派や時代によって多少異なるが、弓術、槍術、剣術、柔術、馬術、薙刀術、火術、水練、手裏剣術などを含む。
単なる戦闘技術だけでなく、身体と精神の修養を重んじる総合的な武士教育の象徴でもある。
この言葉は転じて、「多くの技能を身につけた人」の比喩として使われることもある。

五文字熟語 武芸十八般
読み ぶげいじゅうはっぱん
使用漢字