二万五千日とは
京都や長崎などの清水寺の観音の七月十日の縁日のことで、この日に参拝すれば二万五千日参拝したものと同じご利益があるとされている。
主に仏教や信仰行事において特別な意味を持つ日数であり、一日で二万五千日に相当する功徳が得られるとされる縁日を指す。
特に観音菩薩の功徳日として知られ、この日に参詣・礼拝をすれば、二万五千日分の信仰行為に匹敵する功徳が積まれるとされる。
旧暦7月9日やその近辺に行われる寺院の縁日などで「二万五千日参り」として知られ、多くの参拝者が集まる。
信仰の力を象徴的に表現する数字でもある。
例文
・七月十日の清水寺の縁日は二万五千日と呼ばれ、一日で生涯分の功徳が得られるとされている。
・祖母は毎年二万五千日の観音縁日に参詣していた。
・この日一日の礼拝が二万五千日分の信仰に相当すると聞いて、遠方からも人が訪れる。
・昔から二万五千日まいりは、庶民の間で観音信仰の象徴的な行事として親しまれてきた。
五文字熟語 | 二万五千日 |
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読み | にまんごせんにち |
英訳 | The Day of 25,000 Days |
使用漢字 | 万、二、五、千、日 |