糠味噌女房とは

糖味噌の臭いが染みついたかのように、日常の生活感や所帯じみた様子が強く表れてしまった妻を指す言葉である。
自分の妻を謙遜して表現するときに用いられ、見た目や態度が地味であったり、家庭的な生活に根ざしていることを暗に示す。
親しみや愛情を込めつつも、ユーモアや自嘲の意味を含んだ表現である。

例文

・彼は自分のことを言うとき、糠味噌女房にいつも支えられていると笑う。
・糠味噌女房ながらも、家庭の中心として家族を支えている。
・彼女の地味な姿は糠味噌女房そのもので、逆に安心感を与える。
・糠味噌女房という言葉には、親しみと愛情が込められている。

五文字熟語 糠味噌女房
読み ぬかみそにょうぼう
英訳 Homely, down-to-earth wife
使用漢字