阿呆陀羅経とは

無意味な言葉の羅列や、くだらない内容の話を仰々しく語ることを揶揄した表現である。
仏教の経典名のような体裁をしているが、実在する経典ではなく、滑稽で中身のない話を皮肉る俗語である。
「阿呆」という言葉が含まれていることからも分かるように、愚かさやナンセンスさを強調している。
滑稽話や、何を言っているのか分からない冗長な説教などに対して使われることが多い。

例文

・彼の長話はまるで阿呆陀羅経のようで、誰も内容を理解できなかった。
・会議でのあの無意味な説明は阿呆陀羅経としか言いようがない。
・そんな阿呆陀羅経を聞かされて時間を無駄にした気分だ。
・あの先生の説教は時に阿呆陀羅経のように冗長で退屈だ。

五文字熟語 阿呆陀羅経
読み あほだらきょう
英訳 Nonsense rant
使用漢字